吟 詠 唱 和 の 詞 (練習の始めと終わりに正座瞑想して唱和する)
◇吟詠は邪穢(じゃあい)を蕩滌(とうでき)し,飽満(ほうまん)を斟酌(しんしゃく)し,血脈を動盪(どうとう)し、精神を流通し、其の中和の徳を養うて、その気質の偏を救ふものなり。
◇吟詠は気を養ふの道なり。人の生や気なり。気竭(つ)くれば死す。気は以て養はざるべからず。
◇正気六合(りくごう)に洽(あまね)し。一聲士気高し。吟じ終りて清風起こる。一吟天地の心。
渡 邊 緑 村 創 輯